平成25年4月9日
第10回杉並演劇祭報告書
杉並演劇祭実行委員会
実行委員長 篠﨑光正
平成25年3月1日に開幕した第10回杉並演劇祭は、3月31日をもって1か月間の演劇祭を無事閉幕いたしました。参加上演団体は22にのぼり、その間、約28,000人を動員し地元商店街や各施設のご協力により、盛大な祭りとして演劇祭を実施することができました。さらに4月8日に杉並演劇大賞の結果が発表され、高井戸地域区民センターに於いて
授賞式を挙行し、演劇大賞1団体、演劇優秀賞2団体の喜びとともに、今年度の杉並演劇祭は終幕しました。
受賞団体及び上演作品
杉並演劇祭 演劇大賞
団体:1110プロヂュース
作品:『コーヒーが冷めないうちに』
作:演出 川口俊和
上演:3月13日~17日 9ステージ
劇場:かもめ座
杉並演劇祭 演劇優秀賞
団体:劇団半開き
作品:『問う』
作・演出 日比野線
上演:3月14日~17日 7ステージ
劇場:遊空間がざびぃ
杉並演劇祭 演劇優秀賞
団体:クリスタルレイク
作品:『つきがみたはなし』-演劇的ライブー(アンデルセンより)
作・演出 しかた ともこ
上演:3月18日 2ステージ
劇場:遊空間がざびぃ
今回の特色
23区内のひとつの区が開催する演劇祭も珍しいが、杉並区内に点在する小劇場演劇が、いくつも競い合うことにより、前回を上回る質的向上が目立つ演劇祭となった。これは演劇祭の目的のひとつである若い才能の発掘にも、大きく貢献することであるが、さらに、この演劇祭が若い才能を育てる結果が見えてきた。演劇祭が才能を育て発掘する。来年度はさらに参加劇場も増える予定で、参加団体も5割増が想定されている。杉並が「小劇場演劇のメッカ」と言われる日も遠くはない。
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